合格体験記

帝京大学 合格

非公開

M.U

野田クルゼでなかったら絶対に受かっていませんでした。
私のようにずっと勉強ができなかった人間が医学部を目指すということにも、真剣に向き合って、本当に受かるところまで押し上げていただけたのは野田クルゼ以外では考えられないです。

Q1.

まずは合格おめでとうございます。いまの率直な感想をお聞かせください。

ほっとしたというところがいちばん大きいです。私くらい勉強ができない人間が医学部に入ることはほぼ不可能だと思っていましたし、周りもそう思っていたのではないでしょうか。なので、本当に合格できて良かったです。
野田クルゼでなかったら絶対に合格できなかったと思うので、ありがたい気持ちでいっぱいです。

Q2.

合格した大学を教えてください。

帝京大学です。

Q3.

今回の受験で、合格できたと思うポイント、学習法などを教えてください。

まず自分で意識したこととしては、自分の知識のなさや、勉強ということ自体のベースがないことを先生方に対して隠さないことです。「自分は一切何もできないので、どうか最初から教えてください」という態度で臨んだところが良かったことだと思います。
でも、いちばん良かったのは野田クルゼの先生が一からずっと辛抱強く教えてくださったところだと思います。普通だったら、こんなに勉強ができない人に教えるのは非常に面倒だと思いますが、よく見て頂きました。

Q4.

勉強のスタイルは、どういったものでしたか?

ともかく先生に相談して、先生を頼るという方法でした。
また、何かものを覚えるときには一般的なセオリーがあると思いますが、それを一旦全部無視して様々な方法を試してみました。
一般的なセオリーにとらわれずに、何が自分に向いている勉強なのかをまず自分で探ってみて、「自分はそういう勉強法が合っていると思っているけど、先生はどう思いますか」ということをつねに先生に相談しました。何から何まで先生に頼るという勉強スタイルです。
勉強時間は、野田クルゼにいる間と、家にいる間とでメリハリをつけて勉強時間を作っていました。
最初の1、2年間は特に、朝の8時半から夜の8時半まではずっと固定で野田クルゼで勉強していました。そして帰ったらもう一切教科書も開かないし、勉強もしないというスタイルをとっていましたね。

Q5.

野田クルゼに入ったきっかけは、どういったものでしたか?

知人のお医者さんからお話を聞いたことです。その方が野田クルゼ出身で、さらに3人のお子さんがいらっしゃるんですが、そのうちのお2人は野田クルゼからそれぞれ医学部に入ったということでした。それで、すごく良いよというお話だったので、入塾を決めたという感じです。

Q6.

入学前の野田クルゼの印象はどうでしたか。

実はあまり良くなかったです。
野田クルゼのことをあまり良く言わない方の話もいくつか聞いたんです。
ただ、ご自身が野田クルゼに通われていて、自分のお子さんも入れている方は必ず野田クルゼのことをとても良く言っていました。
話を聞くうちに、実際に医師になっている方たちからの信頼が非常に厚いということに気付きました。それで、野田クルゼに入ろうと決めました。

Q7.

入学後のクルゼの印象(入学してみての印象の変化)を教えてください。

野田クルゼはアットホームで先生がとてもよく面倒を見てくれるというのは皆さんおっしゃられると思うんですが、他の予備校とはレベルが違うと思います。
どんなに勉強ができない人でも「この人は医者になると決めているんだから、自分たちは応援する」というスタイルを貫いてくださる予備校です。

Q8.

夏期講習・冬期講習(通塾?合宿?どうだった?)について、教えてください。

夏期講習・冬期講習と、1年目の夏だけ夏期合宿に行きました。
合宿は、私は生活スタイルの都合上向いていなかったですね。でも、1日とても長い時間授業があって、夜12時までは先生たちがいくらでも質問に答えてくれるスタイルは、合う人にとってはとても良かったんだろうなと思います。
講習は普通のカリキュラムに組み込まれているので受けていました。
1学期の夏期講習、冬期講習は基本的に復習をやる場です。あとは1学期にやったことや、前期にやった内容を復習して、さらには大学受験のレベルにまで上げていただくという高度なことまでできるので、すごく意味がある時間だと思います。そこでしっかりやることがとても大事だと思いますね。

Q9.

野田クルゼの先生から受けたアドバイスで印象に残っているものを教えてください。

「分からないことがあったら、何十回でもいいから質問に来なさい」とつねに言っていただいていました。私がそれを実行していたタイプでした。
「こんなことは自分で調べなさい」とか「自分で一回考えてみたの?」と言われることがありますよね。でも野田クルゼの先生からは、『その時間がもったいないから勉強していて「何か、ん?」と思ったらすぐ来なさい。あなたが悩んで正しくない方向に行っりしてそれをまた修正するのは時間がもったいないから、とにかく分からなかったらすぐ来なさい』ということはよく言っていただきました。それは本当に重要なことだったなと思います。

Q10.

どの教科の勉強がどのように変わったか、野田クルゼに入る前と後とで違う点があれば教えてください。

変わったというよりも、野田クルゼに入る前は勉強の仕方から何も分かっていなかったので、受験勉強の仕方から教わったという感じです。
全部を覚えるのではなくポイントだけを覚えたら、あとは理解することによって覚える量をとても減らせる。そういったテクニックを色々教えていただきました。
何からやったらいいんだろうと分からないときにも、集団授業を受けるとうまく身に付くようなカリキュラムになっていました。
それ以外にも、心配だったら「先生、これができないんです」「英語の並べ替えは全然できないんです」と言ったら、先生がプリントを自作してくださって、「やってきたら見るからね」というのを個別授業じゃないところでも時間を割いていただきました。

Q11.

野田クルゼに入ってよかったと思う点をいくつか教えてください。

どんなに出来ない人間も見捨てないでやっていただけることですね。
少しでも「困ったな」「これでいいのかな」と思った時に、毎日でも相談に行けるアットホームさというのが、非常にありがたかったです。こんなに質問ができる予備校はほぼないのではないかと思います。
面倒見の良さという点で、一つ分かりやすいエピソードがあるので紹介しますね。
私があまりに勉強をしてこなかったので、普通の中高生であれば誰でも知っている常識的な知識が欠如していて、勉強に大きな支障が出ることがありました。
ある日、私が生物の先生と話していて、全く会話がかみ合わなかったんです。そのときに白い紙を1枚渡されて、真ん中に円を描かれて、「これが地球で、ここが日本だよ。この紙に赤道を引いてみて」と言われたんです。
それで、私はビッと縦に線を引いたんです。地球の絵の縦に赤道を書いたんです。赤道は地球の横に通っているという当たり前のことすら分からないくらい勉強ができませんでした。
こんなにわけが分かっていない人に何を教えても無駄だと感じる人もいると思います。でも野田クルゼの生物の先生は「なぜそう思ったの?なぜ赤道は縦だと思ったのか説明できる?」と聞いてくださいました。
私なりに考えた内容を説明すると、先生は「ああ、じゃあ考えてるんだね。考えられるということは、勉強もできるようになるはずだから頑張ろうね」と言ってくださったんです。こんなふうに、知識のない人でも諦めないで面倒見てくださる塾に入って本当に良かったと思います。

Q12.

野田クルゼの悪かった点もぜひ教えてください。

少し生徒同士が仲良くなりすぎる点でしょうか。アットホームだから仲良くなりすぎて噂話とかが一瞬で広がるみたいなところは多少あったかもしれません。
でも、本当にゼロからの出発だったので野田クルゼには4年間在籍していましたが、問題が起きるということは特にありませんでした。
廊下でのおしゃべりがうるさい、という話もありますが目に余るほどではないですし、逆に殺伐とした雰囲気がないのはとても良いと思います。

Q13.

これから大学生活を迎えるにあたって、楽しみにしていることや頑張りたいことを教えてください。

「やっと医学部に入れる!」という喜びが大きいです。
やはり、本当は医者になりたいのに、自分なんか到底なれそうにないという恐怖感がすごく強かったんです。だから、そこから解放されて「本当に自分は医者になるんだ、スタートをやっと切ることができるんだ」というところの喜びとワクワク感はすごくあります。
ただ。入ったら本当によく勉強したいなと思います。帝京大に限らず医学部に入ったら勉強が大変だと聞くので、留年しないように頑張って勉強していきたいなと思います。

Q14.

どんな医師になりたいか、理想の医師像を教えてください。

患者さんの気持ちに寄り添える医師になりたいです。
技術が高くて、病がどういうものかきちんと分かっていて、そのうえで治療をするのももちろん大事だと思います。
病院に好んで通いたい人はそんなにいないと思いますから、病院に行くこと、具合が悪いということ、患者さんにはいろんなストレスがつきまといます。
そういう気持ちに寄り添って、患者さんに安心していただいて、病気を治すように気持ちを向けていただきたいです。一緒に病気を治していくようなイメージで、患者さんに寄り添える医師になりたいと思っています。

Q15.

これから野田クルゼに入学する受験生に一言メッセージをお願いします。

浪人するとなると、勉強のこと以外にも色々と心配なことがあると思います。自分は人からどう見られるんだろうか、何かマイナスに見られるんじゃないか、そういう心配も含めて全部を先生にぶつけてください。
野田クルゼの先生は全部受け止めてくださるので、自分の不安や心配を隠さないで先生のところに飛び込んでいってほしいです。それが成功できるいちばんの秘訣だと思います。
先生に頼って、一刻も早く医学部に受かるように頑張ってほしいです。

Q16.

最後に、卒業する野田クルゼに対して、熱い思いの言葉をお願いします。

繰り返しになりますが、やっぱり野田クルゼでなかったら絶対に受かっていませんでした。
私のようにずっと勉強ができなかった人間が医学部を目指すということにも、真剣に向き合って、本当に受かるところまで押し上げていただけたのは野田クルゼ以外では考えられないです。
どんなに今の自分が勉強できなかったとしても、助けを求めたら野田クルゼは絶対に医学部合格まで導いてくださります。そんな予備校は数少ないというよりも、ここしかないと思います。
医者になりたいけど、どうにもならないで困っている人がいたら、ぜひ野田クルゼに入って先生たちと一緒に頑張っていただきたいです。
先生方も、生徒たちを本当の自分の子どものように思って心配して世話してくださる、とてもありがたい予備校です。みなさんにも入っていただきたいですね。